決算書は融資にどう影響する?各科目の見られ方を徹底解説

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※本記事はプロモーションを含みます。

融資の際「決算書が重要である」ということは、既にご存知の方も多いと思います。

しかし「融資がなぜ重要であり、どのような影響を与えるものであるか」また「銀行はどのように審査に活用して、融資の判断に反映しているのか」を詳しくは知らないという人も多いと思います。

そこで本稿では、決算書が融資審査に与える影響がどの程度であるか、そしてどのように影響をもたらすかを解説していきます。

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決算書の重要性

融資を受ける際には、銀行は様々な点を審査します。

その会社や代表者の背景はもとより、融資を受けた資金をどう使うのか、提出書類の内容はどうか、日々の取引の内容はどうか、経営計画どうかなどなど、多岐にわたって審査していきます。

それらの審査項目には、当然ながら重要度・影響度に差があります。

中でもかなり重要と言えるのが、決算書の内容です。

融資を簡単に受けられる会社も、融資が難しい会社も、決算書の内容によってその判断がなされているわけですから、大きな影響力を持つことがわかります。

決算書の内容が悪ければ、融資を受けることは困難になります。

決算書は、それが粉飾決算でないならば、一定期間の経営の結果が決算書に表れるものであり、一時的な努力では良い決算書はできません。

そのため、融資審査に有利になる決算書を提出するためには、日頃からの経営努力が求められます

融資を受ける時のタイミングで、融資を引くためにどのような努力をするかが重要だと考える経営者も多いです。

しかし、融資審査を受けるタイミングで努力をするよりも、日頃から努力をしておくことの方がはるかに重要なのです。

とはいえ、良い決算内容を決算書にしっかりと反映すること、または良くない決算内容でも決算書の作り方を工夫することによって、融資を受けやすくすることは可能です。

その方法を知るためには、決算書の中心となる貸借対照表と損益計算書における、それぞれの科目を銀行がどう見るかということを理解しておく必要があります。

基本的に銀行員は、以下の流れで決算書を見ていきます。

  1.  貸借対照表の純資産、借入総額などを見る。
  2. 損益計算書の売上、営業利益、経常利益などを見る。
  3. 貸借対照表の各勘定科目を見る。

したがって本稿では、この流れに沿って解説を進めていきます。

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