リスケの際には注意したいバンクミーティングについて

経営が苦しくなった会社では、銀行にリスケを希望することがあります。

現在、リスケしている中小企業は40~50万社もあると言われるほどです。

しかし、リスケによって経営を立て直すためには、かなりの交渉力が求められます。

返済のためのリスケではなく、経営再建のためという視点で交渉して、有利な条件でリスケすることが重要なのです。

その意味でも、リスケを失敗に導くバンクミーティングについて、しっかりと知識を持っておく必要があります。

経営再建の切り札・リスケジュール

借入金の返済が困難になったとき、銀行に交渉することによって、月々の返済額を減らしてもらったり、元金の返済を一定の間猶予してもらったりすることがあります。

CFイエロー
CFイエロー
これを、リスケジュール(以下、リスケ)と言うよ。

借入金の返済さえ困難な状況の会社では、無理をして返済を続けることによって、どんどん深刻な状況に陥ってしまう可能性が高いです。

特に、借入金そのものの負担が大きいために資金繰りが困難になっている会社では、根本的な改革によって経営を立て直すためにも、返済の負担を軽減してもらい、そこから浮いた資金で再建を図る必要があります。

このため、経営が困難になっている会社が経営を再建するためには、銀行にリスケを受け入れてもらうことが必要不可欠であると言えます。

CFブルー
CFブルー
しかし、リスケは会社にとって良薬になる可能性があるものの、銀行にとっては不都合なことだ!

計画通りに元金を回収できないことは好ましくありませんし、そもそもリスケに踏み切らなければならない融資先があること自体問題です。

そのような会社が、首尾よくリスケに成功して経営が安定し、返済を再開してくれればいいのですが、リスケに失敗すれば高い確率で貸し倒れになるのですから、リスケ交渉は銀行にとって厄介なものなのです。

このため、銀行にリスケを受け入れてもらい、またリスケ中もできるだけ有利な状況で経営再建を図るためには、銀行との交渉が非常に重要となります。

CFレッド
CFレッド
もし今、資金繰りにお困りなら、こちらの窓口に相談されてみてはいかがでしょうか。

ファクタリングジャパンについての関連記事はこちら

資金難を解決のスペシャリスト、ファクタリングジャパン
資金難のとき、どうしたら良いのか分かりませんよね… バレたくないので、取引先金融機関には相談できないですし、街の金融業者になんて絶対相談できないですし… そんなとき、気軽に資金相談ができるのがファクタリングジャパンです。 あな...

通常、リスケ交渉は、取引先の各銀行に対して個別に行います。

しかし、借入先が多い会社では、メインバンクが中心となって借入先の銀行を全て集め、バンクミーティングを開く場合があります。

この、バンクミーティングというものは、非常に厄介です。

これをきちんと拒否すること、または拒否できないにしてもきちんとその意味を踏まえて、準備したうえでバンクミーティングを受け入れることが重要です。

CFイエロー
CFイエロー
売掛金、今すぐ現金化できます。フォーム送信で調達額がすぐに分かるサイトがこちら。

メンターキャピタルについての関連記事はこちら

無料診断で簡単ファクタリングのメンターキャピタル
「今月、資金ぐりが…」 そんな場合はメンターキャピタルの無料診断を利用してください。 診断結果から資金調達できると判明すれば、すぐに振り込まれます。 30秒で終わる無料診断 CFイエロー メンターキャピタルの無料診断...

バンクミーティングが厄介だと言われる理由

バンクミーティングを開く際には、メインバンクが会社に対して、「バンクミーティングを開くので、各銀行の担当者を集めてください」とお願いします。

経営者のほとんどは、最も借入額の大きいメインバンクがリスケに応じてくれなければ大変ですから、メインバンクの言うことは聞いておいた方が良いと考えて、バンクミーティングに応じることとなります。

これに応じると、メインバンクの担当者を始め、各借入先銀行の担当者が集まり、会合が開かれることとなります。

CFレッド
CFレッド
メインバンクはなぜ、借入先が多いとバンクミーティングが開きたがるのだろうか。

それは、取引先が多い場合には、メインバンクはそれぞれの銀行の動きを把握しながらリスケを進めたいと考えるからです。

複数の銀行に対して、会社が個別にリスケ交渉を進めた場合、それぞれの銀行でリスケの方針が異なり、それによって特定の銀行が有利または不利な条件に陥ってしまう可能性があります。

銀行の数が多ければ多いほど、各銀行での差が生じる可能性が高まります。

そこで、メインバンクはそのような状況を避けるためにも、バンクミーティングを希望します。

そして、バンクミーティングの席では、メインバンクが中心となって会議を進め、

「リスケはこのような計画で進めていきたいと考えています。借入総額に応じて、全ての銀行で平等になるように図りますので、同意をお願い致します」

などとまとめます。

質問や要望が行われることがありますが、基本的には他の銀行もメインバンクの方針に同意し、それぞれの銀行が歩調を合わせてリスケに応じることとなります。

これによってリスケを困難になる可能性が高いのです。

CFブルー
CFブルー
返す必要のない、助成金で資金調達する方法もあります。

助成金についての関連記事はこちら

助成金で資金調達!成功報酬型でリスクのない助成金申請
会社が資金調達をする方法には、いくつかの方法が考えられます。最も代表的な方法は金融機関からの融資であり、これが資金調達の基本となります。 しかし、融資には返済がつきものです。そこで、返済義務がない資金調達の方法があるとすればどうでしょ...

銀行が手を組むことは避けなければならない

そもそも、リスケに限らず全ての銀行交渉というものは、それぞれの銀行が情報を共有していない状態で、それぞれに対して個別に交渉するからこそ効果があります。

例えば、複数の銀行に融資を依頼しているならば、

「なるほど、おたくは金利2.0%ですか・・・。A銀行は金利1.5%を提示していますから、そちらから借りようと思います」

などと持ち掛けることで、もっと低い金利を提示してもらえるかもしれません。

銀行同士が情報を共有しておらず、あくまでも個別に交渉するからこそ、このような交渉が可能となります。

CFイエロー
CFイエロー
リスケも同じですよ!

例えば、リスケの効果が十分に得られるように、経営改善計画書を作ったところ、A銀行ではそれが認められなかったとします。

その場合、個別に交渉しているならば、

「B銀行はこの経営改善計画書で応じてくれたのですが、どこが問題なのでしょうか」

などと持ち掛けることで、A銀行も応じる可能性があります。

基本的に、銀行は右へならえの組織ですから、融資の際には「A銀行が認めたならば、うちも融資を積極的に検討しよう」とか、「B銀行がこの計画書でリスケを認めたらならば、うちも認めよう」などと考えることが多いのです。

このような銀行の特性に基づいた交渉も、全ては各銀行がバラバラの状態であり、個別に交渉してこそ成り立つものです。

ところが、バンクミーティングを開催してしまうと、全ての銀行がメインバンクの方針に合わせることとなり、個別に交渉することが難しくなります。

さらに、会合で顔を合わせた各銀行の担当者が、それを機に情報を共有することもあります。

CFブルー
CFブルー
そうなってしまえば各銀行に対して個別に交渉することなど不可能だ!

むしろ、どのようにすればすべての銀行が最もうまく回収できるか、という視点で銀行が団結することもあり、そうなると非常に厄介です。

会社が再建できなかったとしても、最終的にできるだけ多く回収できればいいと考えて各銀行が動いたとすれば、リスケによる再建など絶対に不可能です。

このように、各銀行で情報が共有されることで、会社は一切の交渉が不可能になるのです。

せっかくうまくいくはずのリスケも、バンクミーティングのせいでうまくいかなくなる可能性があります。

したがって、個別に交渉することでリスケをうまく運んでいくためにも、バンクミーティングはできるだけ回避するべきだと考えてください。

CF戦隊
CF戦隊
業界最大手の資金調達プロなら、10社のうち9社で資金繰りが改善しています。

資金調達プロに関する関連記事はこちら

資金調達プロというサイトは何をしてくれるのか?
銀行融資やファクタリングを検討してインターネットで検索を行うと、検索結果の上位に「資金調達プロ」というサイトがヒットします。 検索画面のタイトルには、以下の表示があります。 「資金調達プロ※国内No.1の銀行融資・借入情報サイト...

まとめ

リスケを受け入れてもらわなければ経営が破綻してしまうような状況で、メインバンクからバンクミーティングを開きたいと言われれば、応じてしまう経営者が非常に多いです。

しかし、バンクミーティングを開くと、各銀行のリスケ方針が固定されてしまい、各銀行への交渉の余地がなくなります

さらに、銀行同士が情報を共有することによって、完全に動きを読まれてしまい、手も足も出なくなる可能性があります。

そのような事態を防ぐためにも、バンクミーティングは避けるべきなのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました