【銀行融資】稟議の通し方マニュアル!融資プロセスを徹底解説

スポンサーリンク
※本記事はプロモーションを含みます。

会社が資金調達をスムーズに進めるためには、融資を申し込んだ時に稟議を有利に進めていき、確実に融資を受ける方法を考えることが必要です。

そこで重要となるのが、銀行の考え方と融資プロセスを知り、合理的なアプローチをかけていくことです。

本稿では、銀行の融資プロセスからアプローチを考えていくこととします。

スポンサーリンク

融資のプロセス

銀行に融資を申し込んだ時、銀行内では「稟議」というものが行われます。

稟議とは、簡単に言えば申し込まれた融資を実行するかどうかを、支店内の複数の行員の判断によって決めていくものです。

具体的に、稟議は以下のような流れで行われます。

  1.  融資の申し込みを受けた担当者が、その会社のあらゆる情報を踏まえて、融資に関する意見や方針などを盛り込んだ「稟議書」を作成する。
  2. 稟議書は各課の課長から副支店長へと流れ、融資の可否が判断されていく。
  3. 副支店長以下の判断を踏まえ、最終的に支店長が可とすれば融資が行われ、否とすれば融資は見送られる。

 

CFブルー
CFブルー
ちなみに、融資額が大きい場合には、支店長の判断の後に本部稟議が行われるよ!

本部稟議でも、支店長の意向が尊重される場合が多いですが「支店長が良いとしても、本部で融資しないとの判断に変わる」場合もあります。

本部稟議がある場合には、上記の流れに加えて、

4、本部稟議に移り、本部の審査役から上席審査役へ、次に審査部長へと稟議が流れ、決裁に至る。

という流れが追加されます。

上記の流れで行われる稟議の最大のポイントは稟議書です。

担当者が作成する稟議書では、融資判断に必要な情報や、担当者の意見が書かれています。

支店や本部で判断していく担当者以外の全ての人が、主に稟議書によって判断していくのです。

CFイエロー
CFイエロー
特に、最終決定者に近づくほど、現場をほとんど見ることなく、書面のデータを重視していくことになるよ。

会社が接触する担当者は、会社の現場を視察することもありますし、経営者に直接話を聞くこともあります。

そのため、書面に記載されていないことも知っていますが、その他の決裁者は基本的にはそれらのリアルな情報ではなく、書面上の論理構成や数字などから判断していきます。

したがって、銀行から融資を受けられるかどうかということは、稟議システムの末端で働く融資担当者が作成する「稟議書にかなり左右される」ということです。

担当者が、他の決裁者を納得させるための稟議書を作れるように、会社は様々な情報を積極的に提供していくことが非常に重要です。

▼【最短2時間】手持ちの請求書を現金化▼

※サービス利用には事前にGMOあおぞらネット銀行の法人口座が必要です。
資金需要に備えて事前の口座開設をおすすめします。

ファクタリングについての記事はこちら