ファクタリングとは?最短即日で会社の資金調達ができるサービスの仕組み・注意点をわかりやすく解説
近年、法人の資金調達手段として広がるを見せているのが「ファクタリング」です。ファクタリングなら、売掛債権(=請求書)を業者に売却することで迅速な資金調達を実現できます。本記事では、ファクタリングをまだ十分に知らない人に向けて、ファクタリング
経常収支の計算で簡易的な式を使う理由
パソコンを使えば複雑な計算式から経常収支を求めることもできますが、経常収支を計算する目的は「赤字の場合の原因特定」です。
最終的な原因特定を行うには、経常収支の算出方法をしっておく必要があります。
簡易的な計算式で一度ご自身の手で計算されることをおすすめします。
経常収支の計算式からわかること
まず、経常収支は現金ベースで考えますから、黒字であれば基本的には「問題なし」と考えていいです。
問題なのは、経常収支が赤字になっている時です。
経常収支が赤字ということは、赤字分だけ資金繰りがマイナスになっているため、これを無視することはできません。
融資の返済は利益の中から行うため、経常収支が赤字の会社への融資審査は厳しいものとなります。
ただし、経常収支が赤字先である企業の融資をすべて断っているわけではありません。
赤字の原因を探ってみると、「融資しても問題ない赤字」であるケースも多々あります。
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融資しても問題のない赤字とは?
赤字の原因を探るうえで、経常収支も経常利益も赤字のパターンは原因がわかりやすいです。
経常利益が出ていないのですから、経常支出を差し引けばさらに赤字になるのは当然です。
事業で儲かっていないから経常収支が赤字になったのだと考えることができます。
しかし、実際は経常収支は赤字で、経常利益は黒字ということも多いです。
このパターンのときに、さきほどの簡略化した計算式が役立ちます。
この計算式では、償却前経常利益から運転資金の増加分を差し引いて経常収支を求めています。
つまり、経常利益が黒字なのに経常収支が赤字になっている場合、運転資金が増加していることが非常に多いのです。
運転資金増加の原因を探っていく
なぜ経常収支が赤字なのかがわかったところで、次に「運転資金増の原因」を探っていきましょう。
運転資金は売掛債権と棚卸資産を足して、そこから買掛債務を差し引いて求めます。
この計算式から考えると、運転資金が増加した原因は下記の3つである可能性が高いです。
- 売掛債権が増加した
- 棚卸資産が増加した
- 買掛債務が減少した
このうちどれか、もしくは複数が原因になっていると考えられます。
売掛債権が増えるのは販売先の支払いが遅れたり、不良債権が発生したりした場合です。
棚卸資産の増加は、仕入れすぎたり、不良在庫を抱えたりすると起こります。
買掛債務の減少は、債務の減少と言えば聞こえがいいかもしれませんが、これも運転資金の増加につながります。
現金での仕入れが増えたことで、買掛債務は大幅に減ることもあります。
【ポイント】
融資担当者は決算書からもある程度の理由を推測しますが、具体的な原因については社長に直接確認するケースが大半です。
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経常収支の赤字は融資にどれくらいのマイナス影響を与えるか
経常収支が赤字の会社は、返済力に問題ありとみなして、融資に大きくマイナスの影響を与える可能性があります。
しかし、実際には経常収支が赤字だから危ない、経常収支が黒字だから安全とも言い切れません。
決算の結果は「休日要因」によって変わることがあるからです。
たとえば、決算期日が3月31日として、売掛金の支払いも月末に定めていたとして、その日が休日であったとしましょう。
3月31日に入金されるべき支払いは、金融機関の翌営業日の4月以降となります。
このため、決算期日が休日であったことによって赤字になることがあります。
このように、本来は黒字になっていたかもしれない経常収支が、たまたま赤字になってしまうこともあります。
問題なのは慢性的な赤字
こういった休日要因も踏まえて、銀行員は数期にわたって経常収支を確認していきます。
その結果、いつも経常収支が赤字である、赤字になりがちだという場合には要注意とみなします。
経常収支が慢性的に赤字の会社では、安定していない会社と見るのが妥当です。
経常利益も赤字で経常収支も赤字ならば、事業が全く上手くいっていないので、融資はかなり難しくなるでしょう。
また、経常利益が黒字で経常収支が赤字の場合、運転資金の増加が問題になっている可能性が高いです。
運転資金が増加すれば資金繰りを圧迫します。
経常収支が赤字の会社は、ほぼ資金繰りが悪くなっています。
逆に言えば、資金繰りが順調で業績も安定している会社であれば、経常収支がいつも黒字になっているのが普通です。
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【コラム①】ファクタリングのメリット
1.オンラインで迅速に資金調達ができる
ファクタリング最大のメリットとされているのが「資金調達の早さ」です。
利用する業者によっては、最短即日での入金も可能です。
資金需要が発生したら、オンラインで必要書類を送りすぐに審査に入ってもらえます。
銀行融資では実現できない圧倒的なスピード感で資金調達ができるため、急な出費にも対応しやすいです。
2.利用しやすい(担保・保証人不要、赤字決済でもOK)
ファクタリングは、売掛債権を業者に売却して資金調達する方法です。
ファクタリング業者は、売掛先の状況や信用力を調査するため、利用者側の決算が赤字でも問題なく利用できます!
また、融資とは異なり担保や保証人も不要です。
「資金調達をしたいのに担保や保証人がいないから難しい……」と悩んでいる経営者はぜひご検討ください。
【ポイント】
ファクタリングは手数料が高いデメリットがありますが、それは担保や保証人を取らないためとも言えます。
3.注文書、請求書でもファクタリングを利用できる
通常、ファクタリングには「売掛債権」を利用しますが、一部業者では「注文書」によるファクタリングも行っています。
注文書ファクタリングなら、売掛債権によるファクタリングよりも早い現金調達が可能です。
仕事が完了していなくても、注文書を受け取った段階からファクタリングの申し込みができます。
「大量注文に対応するための新しい設備が必要」
「仕事に必要な材料費が今すぐ欲しい」
このようなシーンで「注文書ファクタリング」が大きなメリットを発揮します!
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【コラム②】いざという時の資金調達に備えてGMOあおぞらネット銀行の「あんしんワイド」に申込んでおこう!
GMOあおぞらネット銀行では、事業資金、運転資金、つなぎ資金などに利用できるビジネスローン(=あんしんワイド)が用意されています。
あんしんワイドは一般的なビジネスローンとは異なり、「融資枠型ローン」という仕組みで契約します。
融資枠内の利用であれば、契約者はいつでも借入・返済ができる非常に便利なローン商品です。
融資枠の新規設定時に審査を行うため、借入時の審査はありません。
融資枠(借入限度額)は最大1,000万円、年利は0.9%~と幅広い用途で利用しやすい商品内容です。
【ポイント】
毎月の返済以外にも、好きなタイミングで自由に返済できるため、早めに返済できれば実際にかかる利息は少額で済みます。
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「融資枠型ビジネスローン」
まとめ
経常収支が赤字の会社は、大抵資金繰りが苦しくなっています。
逆に、経常収支が黒字の会社では、資金繰りに余裕があることが多いと言えます。
経常収支は資金繰りに大きく影響する要素であり、融資担当者も必ずチェックする項目です。
融資をスムーズに引き出すためにも、自社の経常収支については常に把握しておきましょう。
また、銀行融資では間に合わなさそうな場合は、ファクタリング等のほかの資金調達法も検討してみてください。
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