大物ぶる経営者は嫌われる!銀行員は人間性も見ている

銀行が融資判断をする際には、会社の業績や財務内容を重視する一方で、経営者の人間性も見ています。

業績や財務に問題がないということは、返済力があるということですから、これは融資に欠かせない要素です。

しかし、経営者の人間性も会社の返済力に影響する場合が多く、これも返済力の判断材料となります。

では、銀行員が経営者の人間性を見る時、どのように見ているのでしょうか。

本稿では、融資と人間性の関係や、マイナス評価となる人間性の代表例である「大物ぶる経営者」について解説していきます。

経営者の人間性が見られる理由

銀行から融資を受ける際には、色々な資料を提出します。

中でも重要とされる資料が決算書であり、決算書の数字からその会社の業績や財務内容を見ることで、融資の判断を行います。

このことから、融資を受けるために必要なのは業績と財務だとする声も多いです。

確かに、次のことは重要な内容です。

  • 融資を受けるためには黒字であること
  • 債務超過に陥っていないこと
  • 会社の実力以上の借り入れをしていないこと
  • これまで返済で問題を起こしていないこと

このような点で問題を抱えている会社は、融資を受けることが困難となります。

したがって、業績や財務内容が大きく影響するのは間違いないと言えます。

しかし、いくら業績や財務内容に問題がないとはいえ、それだけでは融資を受けられない可能性があります。

特に、経営者の人間性に問題が見られる場合には、業績や財務に問題がない会社でも、銀行は融資したくないと考えます。

業績や財務内容は、一定あるいはそれ以上のものが永久に保たれるとは限りません。

もちろん、過去や現在において問題がないことは重要ですが、将来的には問題が生じる可能性もあり、銀行はそのリスクを踏まえて融資しています。

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経営者の人間性に問題がある場合に融資が出にくくなるのは、ここに理由があるよ。

例えば、経営者の人間性において、「責任感がない」という問題がみられるならばどうでしょうか。

将来的に業績や財務に問題が生じた時、無責任さから返済努力を怠り、銀行に損失を与える可能性があります。

また、人間性において「常識が疑われる」という問題が見られる場合には、その非常識さから、銀行が求める対応が期待できなくなる可能性があります。

また、ビジネスにおいても非常識さが仇となり、将来的な業績や財務に問題を与え、返済に悪影響をもたらすかもしれません。

このような理由から、会社の業績や財務内容だけではなく、経営者の人間性も会社の返済力につながると言えます。

銀行が融資するかどうかを決めるにあたっては、対象となる会社の返済力を見て決めるのですが、その判断にあたっては経営者の人間性も見落とせない要素となるのです。

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よくみられるのは責任感

実際に銀行員に対する調査結果を見てみても、経営者の人間性を融資判断の材料にするという声が少なくありません。

特に、責任感があるかどうかを重視する場合が多いようです。

では、経営者に求められる責任感とはどのようなものかと言えば、それは会社の経営を取り仕切るものとしての責任感です。

この責任感があるからこそ、融資してくれた銀行に迷惑をかけてはいけない、掛け取引に応じてくれた仕入先に迷惑をかけてはいけない、消費者に迷惑をかけてはいけないなどの姿勢が生まれ、健全な経営につながっていきます。

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銀行から借りたお金は必ず返すという責任感は、銀行にとって重要だ!

この責任感がある経営者ならば、契約通りにきちんと返済してくれるでしょうし、何らかの問題から返済が困難になっても、なんとか返済できるように努力するでしょう。

どうしても返済が続けられなくなっても、銀行への説明責任を果たしたり、リスケジュールをしてでも全て返済しようとしたり、銀行にとって望ましい返済努力が期待できます。

このような会社ならば、銀行は安心して融資することができますし、そのような会社だからこそ、できる限り協力したいと考える銀行員が多く、スムーズな融資につながりやすいのです。

大物ぶる経営者は嫌われる

では、銀行が人間性に問題ありとする経営者とは、具体的にはどのような人なのでしょうか。

よく見られる意見として、大物ぶっている経営者は人間性に問題があるとされることが多いようです。

大物ぶる経営者が嫌われる理由には、以下のようなものが挙げられます。

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責任感がない

本当の大物は謙虚な場合が多いもので、大物に見せようとする人間というのは、人間性に問題がある場合が少なくありません。

また、いわゆる豪傑肌と言われる意味で大物ならば良いかもしれませんが、これは大物“ぶる”のとは違います。

大物ぶるというのは、実力の裏付けがない、根拠のない自信から自分は大物だと勘違いをしている、いわば裸の王様のような経営者のことを言います。

そのため、経営に何らかの問題が起こったとき、自分では何の対処もすることができず、部下に責任を押し付け、対処するように指示します。

  • 「自分はトップなのだから、面倒な問題は部下がこなすべきだ」
  • 「トラブルに対処して、自分が頭を悩ませたり、頭を下げたりするのは格好がわるい」

などという、大物に見せたい気持ちから、部下に任せきりになることも多いです。

これでは、とても責任感がある経営者とは言えません。

実際、大物ぶっている経営者には、いざ問題が起こって返済が滞った場合などに、連絡が取れなくなるケースが多いと言います。

融資を甘くみている

また、自分は大物であるという錯覚を抱いているため、銀行員を見下したり、会社の都合ばかり主張したり、大物である自分は融資を受けられて当然だと考えています

それゆえに融資交渉を部下に任せたりすることで、融資の話がなかなか進まないこともあります。

銀行員も暇ではありませんから、このような経営者に時間を取られることを嫌います。

これも、大物ぶっている経営者に対し、銀行員が融資をしたくないと考える理由の一つです。

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現実が見えていない

大物ぶる経営者は、実力の裏付けがないからこそ「大物」ではなく「大物ぶっているだけ」と見られます。

大物ぶることで、部下や銀行員などから冷笑されていることにも気づきません。

これは、現実が見えていないとも言えます。

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現実が見えないということは、経営者としては致命的な欠陥と言えるわ。

大物ぶる経営者は、銀行と融資交渉をするにあたって、返済力があることを強調します。

ですが、その多くが自分や会社を大きく見せたいとする「ハッタリ」であったり、景気や業界の動向を都合よく解釈しているだけだったりすることが多いです。

これも、現実が見えていないからこそ起こることです。

現実が見えておらず、景気や業界動向を自社に都合よく解釈したり、将来的な業績や取引先との関係を希望的観測によって予測したりすれば、そうならなかった場合の対策を適切に考えることもできません。

このことから、銀行員は大物ぶる経営者に対し、リスクを予測して備えることができない、つまりリスクマネジメントができない経営者とみなします。

 

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以上のように、大物ぶっている経営者は、責任感に問題があるとされているのだ。

融資交渉が面倒だと思われ、リスクマネジメントもできていないと思われることが非常に多いです。

融資の依頼を受けた銀行が、経営者と面談した時にこのように印象を受けた場合には、融資が出ることは絶対にありません。

銀行は融資のプロであり、融資担当者はこれまでにたくさんの経営者を見てきています。

その経験から、人間性の把握もかなり的を射ています。

融資交渉の初期の段階で、つまり経営者の第一印象で人間性に問題があると感じた場合、その判断は大きく間違ってはいません。

第一印象で「融資しない方がよさそうだ」という直感にしたがって融資を断ることは、忙しい銀行員が業務を効率化する上でも大切なことです。

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まとめ

本稿で述べた通り、経営者の人間性は会社の返済力に影響するものであり、銀行は融資判断の材料とします。

特に、責任感については重く見られ、その意味でも大物ぶる経営者は嫌われることが多いです。

「銀行に融資を依頼しても、詳しく資料も見てもらえないうちに断られる」と感じている経営者は、第一印象で人間性に問題があるとみられているのかもしれません。

銀行交渉の際には、十分に気を付けるべきでしょう。

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