融資を利用することなく資金繰りを改善する色々な方法

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※本記事はプロモーションを含みます。

資金繰りに行き詰まったとき、ともかく経営を継続するためと考えて対策を行うと、どうしてもその場しのぎに陥ってしまいます。

資金繰りがより悪化していくことも少なくありません。

会社の資金繰りを考える際には、できるだけ恒常的な資金繰りの改善が見込める方法を選んでいくべきなのです。

では、その具体的な方法にはどのようなものがあるのでしょうか。

本稿では、直接的に資金繰りを改善してくれる方法から、結果的に資金繰りを大きく改善してくれる方法まで、色々な方法を紹介していきます。

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直接的な方法

直接的な方法とは、売掛金回収期間を短くしたり、支払いを伸ばしたり、リースを活用したりすることによって、資金の流れを変えることで資金繰りを改善するものです。

収入をもって収支を図るためには重要なことであり、早期に効果が得られる方法でもあります。

売掛金回収期間を短縮する

直接的な方法として最初に挙げたいのは、売掛金回収期間を短縮することです。

これは、取引先に支払いサイトを早めてもらうように交渉し、売掛金回収までにかかる期間を短縮するという方法です。

売掛金は、実際に販売を行ったものの、未だ支払いが行われていない状態のお金です。

その売掛金の発生に当り、会社は仕入れや製造、在庫管理、販売などに様々なコストを負担しています。

売掛金が入ってくるまではマイナスの状態で経営を続けなければなりません。

この期間が長期化すればするほど、資金繰りが悪化することは言うまでもありません。

CFブルー
CFブルー
売掛金回収期間が短くなれば、それだけで資金繰りに直接的な改善をもたらすよ!

例えば、月末締め翌々月末払いの取引先は月末締め翌月末払いに、月末締め翌月末払いの取引先は月末締め翌月20日払いに変更してもらうだけで、資金繰りは大幅に改善します。

 

もちろん、取引先にも資金繰り事情があります。

売掛金回収期間が短縮されることは、自社にとっては資金繰り改善効果がありますが、取引先にとっては資金繰り悪化につながってしまいます。

それだけに「取引先に迷惑をかけるから、支払いサイトの交渉など考えたこともなかった」という経営者も多いものです。

たしかに、取引先に交渉したところで、受け入れてくれない相手も多いことでしょう。

CFイエロー
CFイエロー
それでも、全ての取引先が受け入れてくれないとは考えにくいよ!

取引先全てに対して交渉したところ、数社が応じてくれる可能性は十分にあります。
思いのほか受け入れてくれる取引先が多かった、などということもあるかもしれません。

数社が応じてくれただけでも、資金繰りは確実に改善することになります。

このとき、成功するかどうかは自社と取引先の力関係によるところが大きいです。

自社との長い付き合いを望んでいる取引先ならば、交渉が成功する可能性は高いです。

しかし、相手会社の規模が大きく、多くの取引先を持っているような場合、交渉が成功する可能性は低くなります。

したがって、力関係において自社が明らかに弱い場合には、交渉というよりも打診程度にとどめておきましょう。

力関係が対等な取引先や、自社が強い立場がある取引先には「積極的な交渉をしていく」などの判断が必要となります。

このほか、今後新規に取引する会社に対しては、こちらが希望する支払いサイトをできるだけ呑んでもらうように交渉する、という姿勢で契約に臨むようにしましょう。

既存の取引先ならば、これまで取引してきた経緯から、なかなかこちらの希望を呑んでもらえないことも多いものです。

しかし、新規取引先ならばこちらの希望をそのまま呑んでくれる可能性があります。

 

売掛金回収期間短縮のために、

  • 既存の取引先には粘り強く短縮を交渉する
  • 新規の取引先には初めから呑んでもらうように交渉する

こうする事によって、全体での平均的な売掛金回収期間は次第に短くなっていきます。

売掛金回収期間短縮の交渉は、早期に資金繰り改善効果があります。

継続して取り組むことによって恒常的な資金繰り改善効果も望めるのです。

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