手元資金を出発点とし、経営を立て直していくための流れとは

スポンサーリンク
※本記事はプロモーションを含みます。

毎年1万件弱の企業が倒産している現代において、経営の改善に迫られている経営者も多いのではないでしょうか。

経営改善で難しいのは、どこを出発点とし、どのような流れで改善していくべきかということで、そこを間違えると倒産の危険性が高まります。

経営改善を迫られている会社ごとに状況も違うでしょうし、改善の進め方にも色々あると思います。

しかし、明確な出発点と流れを示せるものとしては、手元資金を出発点とする考え方があります。

本稿では、手元資金を出発点とする経営改善の考え方、進め方について解説していきます。

スポンサーリンク

資金不足の解消と手元資金の重要性とは

中小企業は、基本的に資金不足に陥りやすいものです。

規模がそれほど大きくはありませんから、売上が伸び悩んで利益が確保できず、手元資金が不足することもあるでしょう。

取引先が限られていれば、信用に不安がある相手とも掛け取引をしなければならず、貸し倒れによって手元資金を大きく損なうこともあります。

取引先よりも立場が弱いために、良くない条件で取引せざるを得ず、それが資金繰りを圧迫することもあります。

とにかく資金繰りに困ることが多く、不足している資金を融資によって賄おうと考えるのですが、資金繰り困難であれば簡単に融資を受けることも難しいものです。

融資条件が悪くなったり、保証協会の保証をつけることで保証料が発生したりと、却って資金繰りを圧迫してしまうこともあります。

このように、中小企業にとって資金不足は悩みの種ですが、資金不足が更なる資金不足を呼び、悪循環に陥ることも多いのです。

安定した経営のためには、資金不足を解消することが非常に重要だと言えます。

手元資金はあらゆる好循環を生む

逆に、手元資金が潤沢であれば、会社経営は非常にラクになります。

お金の心配がないという、経営者の精神的なメリットだけではなく、色々な好循環を呼び込みます。

 

CFイエロー
CFイエロー
まず、手元資金が潤沢ならば、資金繰りがラクになるのは当然のことよ!

大きなトラブルに見舞われても、手元資金でそのショックを吸収することができ、信用不安を引き起こすこともありません。

また、手元資金が潤沢であるということは、支払能力が高いということです。

取引先から見れば、貸し倒れリスクの少ない会社であり、取引したい会社とみなすことができるのですから、取引先の拡大にもつながります。

取引の際に手元資金を活用し、例えば取引単位を増やすことを条件に単価を下げるなどの交渉をすれば、それが利益増加につながることも期待できます。

ほかにも、売上を伸ばすための絶好の機会、例えば規模の大きな会社から取引するチャンスがあったときにも、手元資金が役立ちます

大きく取引をするためには、これまで以上に製造や仕入れを増やす必要があるわけですが、そのために必要な運転資金も増加します。

手元資金が乏しい会社では、このような運転資金増に耐えられずに取引のチャンスを逃すこともあるのですが、手元資金が潤沢であればその心配もありません。

CFレッド
CFレッド
もちろん、手元資金によって会社の支払能力は高まることは、融資にも良い影響を与えるのだ。

銀行はそのような会社に対して、手元資金からも貸し倒れリスクが低いと判断することができるからです。

これにより、プロパー融資を引き出して保証料負担をカットしたり、好条件での融資を引き出して金利負担を軽減したりすることができます。

以上のように、手元資金が乏しいことは会社に大きなマイナスとなり、逆に潤沢であることは会社にとって大きなプラスとなります。

当サイトを見ている人は、誰もが経営を安定させたい、経営をもっと順調なものにしたいと考えていると思いますが、そのためには手元資金を厚くすることが必要不可欠と言えるのです。

▼【最短2時間】手持ちの請求書を現金化▼

※サービス利用には事前にGMOあおぞらネット銀行の法人口座が必要です。
資金需要に備えて事前の口座開設をおすすめします。

ファクタリングについての記事はこちら

コメント