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売掛債権流動化・ファクタリングを使った資金調達方法

売掛債権流動化のスキームの一つであるのがファクタリングです。

中小企業がこの仕組みを利用すれば、売掛金の支払期日を待たずして早期現金化することが出来ます。

数か月も待つことなく資金調達がスムーズに行えます。

売掛債権流動化とファクタリングは同義語?

売掛債権流動化とファクタリングは同じような言葉で使われることもあります。

本当のところ正しい意味はどうなっているのでしょうか?

両者の言葉の意味と仕組みについてみていきましょう。

売掛債権流動化とは、企業が持っている債権の支払期限が来る前に、第三者に譲渡したり担保として融資を受けて資金に変えることを指しています。

この債権流動化は債権を得たらすぐにできるわけではなく、企業がサービスやものを取引先の企業に提供をして支払いの金額が決まって売掛金となった後に、売掛債権として流動化することが出来るスキームになっているのです。

ファクタリングは和訳すると「売掛債権流動化」を意味します。

ということはこの二つの言葉は同義語だと考えられますが、この売掛債権流動化には手法が3つあります。

ファクタリングと言っても、単純に売掛金を買い取るものや、一括ファクタリング、保証ファクタリングなどの種類があります。

つまり、売掛債権流動化の手法の一つがファクタリングになるのです。

ファクタリングはファクタリング会社に債権を買取してもらうことで、その債権に見合った金額を得ることが出来る仕組みになっています。

つまり、銀行やノンバンクから借金をすることではないので、負債を抱えることなく資金調達をすることが出来るのです。

このファクタリングの手法は20世紀初めのアメリカで開発された手法です。

日本には入ってきてまだ50年ほどなので歴史が浅いので、いまだ普及段階にあると言えるでしょう。

日本では以前は手形取引が多くありました。

日本の中小企業における取引の中心的な手法が手形取引だったのです。

しかし、インターネットが普及したことによって手形取引が減少していきました。

それに伴ってアメリカで開発されたファクタリングが中小企業の資金調達方法として注目をされるようになったのです。

通常売掛金での取引であれば支払期日が来なければ現金を手にすることは出来ません。

何ヶ月も先にならないと支払い日が来ないこともあるのです。

しかし、急な発注があり材料費などに資金が必要になり、まとまった現金が必要になることもあるでしょう。

そんな時にこの制度を利用すれば売掛金を買い取ってもらうことができ、早期現金化できるのですぐに現金を手にすることができます。

資金繰りに悩んでいた状態から脱却することが出来ますし、銀行から資金を借りられない状態の中小企業などには現金をすぐに手元に準備できる有効な方法なのです。

 

 

資金調達の側面としてのファクタリング

中小企業など不動産担保がなくて担保なしのローンしか組めない場合や、銀行から融資を断られた場合に、便利な調達方法がファクタリングです。

売掛金を買い取ってもらうことで現金をすぐに手にすることが出来ます。

審査もありますが、銀行などのローン審査に比べてかなりのハイスピードなので、審査を待っている間に経営がさらに悪化してしまうということもありません。

特に中小企業の経営者は資金繰りに頭を悩ませることが多くあります。

不況後から銀行は中小企業にはなかなか融資をしてくれません。

ノンバンクなどの担保なしビジネスローンもありますが、高い金利を支払うことになるので経営を圧迫しかねません。

また銀行から融資を受けているが、すでにいっぱいいっぱいまで借り入れをしているためにさらにプラスで融資を受けることができないという会社もあるでしょう。

そんな時に便利な資金繰りとして注目をされているのがファクタリングなのです。

売掛金を買い取ってもらうことで現金を手にできるので、借金ではありません。

負債を抱えることなく現金を手にできるので、資金繰りに困ったときにもこの制度を利用することで資金調達がスムーズにいくでしょう。

ファクタリングにはいろいろなタイプがありますが、一般的によく使われるのが一括ファクタリングという方法です。

これには2者間取引と3者間取引があります。

2者間取引の方が一般的で広く利用されています。

というのも、2者間であれば上鋳掛先の企業に知られることなく手続きを進めていくことが出来るのです。

3者間取引の場合には売掛先の企業に了承を得たり、売掛債権の買取を伝えなければならないのです。

この事実を伝えることで経営難に陥っている、資金繰りが悪化しているとの良くない噂を立てられてしまいかねません。

日本では債権買取の仕組みについてあまり良くないイメージがあるので、利用したことが広がることによって会社がマイナスイメージを受けてしまうのです。

ただし、2者間取引の場合にはリスクが高くなるので手数料も高めに設定されています。

3者間取引は売掛先の企業に伝わってしまいますが、リスクが低いために手数料も低く設定されているメリットもあります。

どちらを利用すれば資金繰りがうまくいくか、自社にはどちらの方法が適しているかを考えて利用するようにしましょう。

ファクタリングは緊急時の資金調達法として利用すればいざというときに助けてくれます。

 

早期現金化の仕組み

ファクタリングを利用すれば売掛金を売掛債権流動化することで早期現金化をすることが可能です。

ここでは、その仕組みについて説明します。

ファクタリングの基本的なスキームである「3社間契約」と「2社間契約」についてみていきましょう。

まずは3社間契約です。

企業同士が物やサービスを提供することで取引が行われます。

その中で売掛金が発生します。

3社間契約を行うのは売掛金保有企業と売掛先企業とファクタリング会社間です。

売掛金の金額を確認して契約を終結すると手数料分が引かれた金額が支払われます。

支払日を前にして現金を手にすることが出来るのです。

そしてその後、売掛先企業からファクタリング会社に売掛金が支払期日通りに支払われるのです。

2社間契約の場合を見ていきます。

商品やサービスを提供することで企業間で売掛金が発生します。

2社間契約は売掛金保有企業とファクタリング会社間になります。

売掛金から手数料を引いた金額がすぐに契約終結後に支払われます。

売掛金の支払い日には売掛先企業から売掛金保有企業に現金が支払われるので、その後ファクタリング会社に支払うことになります。

どちらにしても売掛金を買い取ってもらうことで早期現金化することが出来ます。

債権を売却しているので借金ではないです。

高い利息を支払っていくこともないので経営を圧迫してしまうこともありませんし、支払いに苦慮することもないでしょう。

しかし、売掛金の満額を早期現金化できるわけではありません。

早期現金化して調達をするためには手数料がかかってくるのです。

会社によって手数料は異なってきますし、3社間契約と2社間契約など契約の種類によっても手数料は異なってきます。

少しでも損をしたくないのであれば手数料が低い所と契約を終結すればいいでしょう。

手数料は一般的には売掛金の75%~95%前後です。

しかしこの手数料は売掛債権保有企業と売掛先企業との状況によっても異なりますし、債権の金額によっても異なってきます。

早期現金化をすることで資金繰りの悪化を防ぐことが出来ます。

しかし、毎回売掛金をこの制度を利用していると手数料分が引かれた現金しか手もとに入らないので、少しずつ損失が大きくなっていってしまうでしょう。

いざというとき、どうしても早急に現金が必要な時にだけ利用するようにしましょう。

ちょっと資金繰りに困ったからと言って利用していたのでは、余計に経営難に陥ってしまう恐れもあります。

 

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債権流動化のスキーム

ここでは債権流動化のスキームについて説明します。

債権流動化とは簡単に言うと、資金調達の手段です。

SPCと売掛金等を使った資金調達の仕組みを債権流動化と言います。

SPCとは、specialpurposecompanyのことで、資産である債権などを取得し、それを担保に資金調達することを目的に設立されるペーパーカンパニーのことです。

債権流動化のスキームは自社の状態だけではなく、保有する資産の信用力を武器に資産調達を行うことが出来る方法です。

資産の信用度が高い場合には有利な資金調達ができるのです。

たとえば、A社が、B社向けの売掛金を100億円持っていたとします。

A社は資金繰りに悪化しているので今すぐ取引のお金を支払って欲しいが、B社は売掛金の支払い期日まで支払いそうにないとします。

B社からは支払期日にはきちんと支払いがあることが分かっているのですが、その期日までA社は我慢できないとすると、債権流動化のためにA社はZ社というSPCを作るのです。

A社はB社の売掛金をZ社に90億円で売ります。

B社は支払先がA社からZ社になることに納得してもらうために、100億円を少し割り引いて98億円にしてあげることでZ社への支払に承諾してもらうのです。

A社はZ社に債権を譲渡したことで支払期日よりも早くに90億円を手にすることが出来ます。

Z社はその後支払期日に98億円を手にするので、結果的に8億円のプラスとなるのです。

つまりA社のように経営が思わしくないような会社でも、よい債権を持っていればそれを現金に換えることが出来るのです。

資金調達をする場合一番に考えるのが銀行からの資金調達の方法でしょう。

しかし銀行は経営状態が良くない企業にはお金を融資してくれません。

また、調達できる資金の金額や手続き、コストなどいろいろな制限も出てきます。

審査が行われて日数ばかり経過したが結果的に審査に通らなかったということになってしまえば、時間と手間だけがかかって会社にはマイナスしかなかったということになってしまいます。

ノンバンクの担保なしのビジネスローンを借りることも可能ですが、利息が高いので支払いが行き詰ってしまう恐れもあります。

借金をすることなく現金を手にできる方法として債権流動は有利に資金を調達することが出来ます。

しかも、良い債権や優良な資産を持っているとそれで低金利の資金調達が出来るのですから、見逃せない方法です。

債権流動化を利用する場合、短期的に必要な資金をすぐに手元に準備することが出来るのです。

 

 

ファクタリング取引での注意点

ファクタリングを利用するにあたっては注意すべきことがあります。

せっかく申し込みをしても審査で落ちてしまうと契約をすることが出来なくなってしまいます。

審査で見られる点について頭に入れていきましょう。

まずは申し込みをした会社がみられる点について説明します。

資金繰りがうまくいっていないからファクタリングに申し込みをしているわけですが、資金繰りの悪化が頻繁に起きていないかはチェックされます。

売り上げがきちんとあるか、成長をしていっているかもチェックされます。

個人企業ではなく法人かどうかも確認事項になっているのです。

売掛先の企業についての審査事項もあります。

申し込んだ会社と長年取引があるか、取引ではスムーズに支払いが行われていたか、取引の経緯、支払いスパン、売掛先企業の信用度などが審査で見られるのです。

ファクタリングでは、債権を買取しても売掛先の企業がきちんと支払いをしてくれるかが需要になってきます。

債権を買い取っても売掛先企業が倒産をしたら支払いが滞ってしまいますし、支払期日になってもなかなか支払いをしてくれなければ催促をしなければならないので手間や人件費が余計にかかってくることになるのです。

そのようなリスクがないように、しっかりと審査で見られるのです。

つまり会社の信用が審査のポイントとなるのです。

そのために個人事業主は利用することが出来ません。

信用度に問題があると考えられているからです。

これは売掛先が個人事業主で申し込みが法人であっても難しいです。

いずれも法人でなければ利用は難しいのです。

更に気を付けなければならないのは資金繰りが困窮しているからと言って、しっかりと検討せずにファクタリング会社を決めてしまうと痛い目を見ることがあるのです。

ファクタリング会社にはいろいろな会社があります。

優れた運営をしているところもあれば、闇金まがいの怪しい経営を行っているところもあるのです。

そのような怪しい所と契約を結んでしまうとトラブルの元です。

手数料が相場以上に高すぎるところは敬遠しましょう。

逆に安すぎるところも怪しいです。

2者間契約でありながら取引先の企業に契約をすることを伝えたり、了承させたりすることを行う会社も怪しいです。

申し込みをする前にはしっかりと下調べをして怪しいところが1ミリもないという状況であれば申し込みをしましょう。

資金繰りの悪化で焦っているかもしれませんが、調べることに手を抜くとトラブルに発展してしまいます。

 

 

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