売上増でも赤字になるのはどうして?原価計算が役立っていないのかも・・・

スポンサーリンク
※本記事はプロモーションを含みます。

資金繰りを管理していくためには、原価を正しく管理していくことが非常に重要となります。

これができていない会社では、原因不明の赤字に悩まされる可能性もあります。

しかし、原価計算にきちんと取り組んでいるつもりの会社でも、原価計算の間違いが経営の足を引っ張っていることがあります。

経理担当者が持っている原価計算の知識が上手く機能せず、役に立っていないことがあるのです。

では、なぜそのようなことになってしまうのでしょうか。

本稿ではこの点について解説し、原価計算への過信を解いていきたいと思います。

スポンサーリンク

原価計算と資金繰りの関係

中小企業の財務基盤はあまり強固ではなく、多くの会社では資金繰りに余裕がないものです。

経営が明らかにうまくいっていないならば、資金繰りに悩んでもそれほど不思議ではありません。

しかし、資金繰りに困り、業績も伸び悩んでいる会社の中には、売上は増えているにもかかわらず、なぜか赤字に陥ってしまうというケースがあります。

CFイエロー
CFイエロー

売上が増えていれば、当然ながら利益も増えていくのが普通ね。

売上増に伴って運転資金も増加し、それによる資金繰り圧迫に悩んでいるというケースならば、増加運転資金を銀行から借り入れることで資金の問題は解決されますし、しっかりと利益につながっていくでしょう。

ところが、売上が増えることによって増加運転資金が必要となり、その上さらに赤字になるとすれば、これは大問題です。

増加運転資金は、売上増加に伴って得られた利益によって返済していく必要があるため、売上が増えて赤字になっているとすれば、銀行への返済に困ってしまう可能性も高まります。

経営者としては、利益を増やしたい一心で売上を増加させたと思います。

それに伴う苦労も、決して小さくなかったでしょう。

しかし、結果を見ればなぜか赤字。

なぜそうなってしまったのか、理由は決して一つではないかもしれません。

CFブルー
CFブルー

しかし、そのような会社に見られる顕著な特徴として、原価計算が適切に行われていないことがよくあるんだ。

売上から原価を差し引くことで粗利益を求めることができ、そこから販管費や営業外損益、特別損益、税金などを差し引いていくことでキャッシュフローを求めることができます。

このため、原価を正しく計算できていない会社では、キャッシュフローの大本とも言える粗利益が正しく計算できないのですから、原因不明の赤字に陥って困る可能性が高いです。

当然、原価計算をそれほど意識していない会社であれば、非常にずさんな営業体制と言わざるを得ません。

会社が得られる利益を正しく知ることができてこそ、計画的な資金繰りも可能となります。

逆に言えば、それができなければ無計画な経営に陥り、非常に危険です。

したがって、資金繰りを円滑に行いたいと考えるならば、原価を正しく把握することは必要不可欠な要素であると言えます。

▼【最短2時間】手持ちの請求書を現金化▼

※サービス利用には事前にGMOあおぞらネット銀行の法人口座が必要です。
資金需要に備えて事前の口座開設をおすすめします。

ファクタリングについての記事はこちら

コメント