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資金調達ではプロパー融資を最優先に。その理由とは?

一口に資金調達と言っても、資金調達には色々な方法があります。

大きく分けると、融資、出資、資産売却、知人からの調達などが考えられますが、これらの方法でも積極的に利用すべきものもあれば、できるだけ利用しない方が良いものもあります。

では、数ある資金調達方法の中でも、企業が資金繰りをする際に最優先で考えるべき方法は何なのでしょうか。

それは、銀行のプロパー融資です。

本稿では、なぜプロパー融資を優先すべきなのかを解説していきます。

資産調達の優先順位

まず、資産調達の優先順位を並べると、以下の通りになります。

 

  1.  銀行でプロパー融資を受ける。
  2. 銀行で信用保証協会保証付融資を受ける。
    あるいは政府系金融機関から融資を受ける。
  3. 銀行でノンバンク保証付融資を受ける。
  4. ノンバンクから融資を受ける。
    あるいは資産を売却する。
  5. 知人から資金を調達する。

 
なぜ、色々な資金調達の中でも、プロパー融資と最良と言えるのでしょうか。

 

 

プロパー融資が最優先

銀行の提供する融資には、プロパー融資、信用保証協会保証付融資、ノンバンク保証付融資の三通りがあり、それぞれ保証協会や保証会社からの保証があるかどうかによって区別されます。

プロパー融資とは、信用保証協会やノンバンクから保証を受けることなく、銀行から融資を受けることです。

銀行融資の中でも主流と言えるのが、プロパー融資と信用保証協会保証付融資です。

ノンバンク保証付融資も、れっきとした融資方法のひとつではあるのですが、まだまだ主流とは言えません。

上記の優先順位の通り、銀行融資のうち、ノンバンク保証付融資は最も優先順位が低い方法です。

したがって、信用保証協会保証付融資を受けることができるならばノンバンク保証付融資を利用する必要はありません。

また、現在はプロパー融資か信用保証協会保証付融資が主流ですから、この二つの方法をうまく使い分けることが、より大切になっていくと思われます。

では、ノンバンク保証付融資はあまり検討しなくてよいかと言うと、そういうことでもありません。

信用保証協会保証付融資は、金額に上限があります。

したがって、信用保証協会保証付融資では借りられない場合だけではなく、信用保証協会保証付融資の借入枠で対応できない場合に、それを補完するものとして、ノンバンク保証付融資が役立つのです。

 

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プロパー融資と信用保証協会保証付融資の使い分け

では、プロパー融資と信用保証協会保証付融資とどのような違いがあるのでしょうか。

それは、プロパー融資には借入枠に上限がないことそしてプロパー融資は審査が厳しいという違いがあります。

この違いを把握すると、両者の使い分けも見えてきます。

 

融資枠の上限

プロパー融資には、融資枠に上限がありません。

しかし、信用保証協会保証付融資には上限があります。

信用保証協会保証付融資では、無担保の場合に8000万円を上限とし、担保を入れた場合には2億8000万円までの融資が可能となります。

また、これはそれぞれの銀行融資で別個にこの上限を適用するのではなく、融資を受ける全ての銀行を合算し、この上限が適用される仕組みです。

もっとも、この上限枠に関わらず、信用保証協会では、融資対象となる企業の月商3ヶ月分を融資総額の目安とするのが普通です。

例えば、あなたの会社が月商2000万円であるとするならば、6000万円が目安になるということです。

もちろん、融資の審査はその時々で判断が異なりますから、年商2億4000万円つまり月商2000万円の企業ならば、どのような企業でも必ず6000万円の融資を受けられるとは限りません。

これは、融資を行なう側としては当然のことでしょう。

信用保証協会保証付融資では、信用保証協会が銀行に対して保証しているのです。

もし企業が返済不能となれば、その企業に代わって信用保証協会が返済し、さらにその後、信用保証協会は連帯保証人から取り立てることになります。

いくら月商の3ヶ月分を目安にするとは言え、財務内容や業績が悪く、返済不能に陥るリスクが高いと判断されれば、融資は困難になります。

多くの中小企業にとって、信用保証協会保証付融資の融資枠の中から融資を受けられれば、それだけで資金繰りはかなりラクになると思います。

しかし、企業が成長すれば、運転資金や設備資金としての需要は高まります。

その時、融資枠が埋まっていれば、追加で借り入れることはできず、困ってしまいます。

だからこそ、追加で生じる資金需要に対応していくためには、信用保証協会保証付融資よりもプロパー融資の方が優れています。

プロパー融資を優先して受け、信用保証協会保証付融資の融資枠は、プロパー融資が受けられなくなった時のために空けておきたいものです。

 

審査の厳しさ

プロパー融資は、信用保証協会保証付融資よりも、審査が厳しくなります。

もし企業が返済不能に陥ったら、銀行は不良債権を抱えることになるのですから、当然のことです。

一方、信用保証協会保証付融資ならば、企業が返済不能に陥った場合でも、銀行は保証協会から返済してもらうことができるため、審査が緩めになります。

信用保証協会保証付融資を受けるにしても、信用保証協会の審査を受けることになります。

しかし、そもそも信用保証協会とは、協会が保証することによって、企業が円滑に融資を受けられるようにし、企業経営を支援することが目的です。

この目的があるからこそ、信用保証協会の保証審査は、プロパー融資よりもずっと通りやすいものとなっています。

もちろん、信用保証協会の審査に通れば、無条件に銀行が融資してくれるというわけではありません。

信用保証協会が保証したうえで、さらに銀行によって、信用保証協会保証付融資の審査が行われます。

しかし、信用保証協会保証付き融資では、万が一貸し倒れを起こした場合、銀行が負担するのは融資額の2割だけですから、銀行は比較的簡単に審査を通すことができます。

 

 

まとめ

プロパー融資は審査が厳しいものの、融資枠に上限がないため、プロパー融資を受けられるならばそちらを優先すべきです。

プロパー融資を受けられないならば、信用保証協会保証付融資を受けることを検討していきますが、融資枠に上限があるため、早いうちにプロパー融資に切り替えて、信用保証協会保証付融資の枠は空けておくことを考えるべきでしょう。

皆さんも、銀行から融資を受ける際には、「審査が緩い信用保証協会保証付融資にしよう」と安易に考えるのではなく、まずはプロパー融資から検討してみてください。

 

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