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注目される銀行系ファクタリングについてまとめ&基礎解説

ファクタリングとは売掛金を活用した資金調達の方法で、多くの銀行が業務として行うなど注目を集めています。

混同されやすい方法のひとつに、でんさいと呼ばれる電子記録債権がありますが、ファクタリングとでんさいは似て非なるものであるため、その違いを理解しておきましょう。

ファクタリングの知識を深めるには、解説本などを利用するのも有効です。

ファクタリングの基礎知識

企業の経営者ならファクタリングを知っておいて損はないでしょう。

企業において資金調達をどうやって行うかは重要な問題ですし、企業活動を継続して行うためには運転資金は絶対的に必要です。

銀行からの融資に頼るというのはもっともスタンダードな資金調達の方法ですが、銀行で借りるとなると時間もかかってしまいますし、すぐに現金が必要というシーンでは間に合いません。

このようなシーンにおいて重宝できる資金調達方法の一つがファクタリングです。

ファクタリングとはある意味画期的な資金調達の方法ですが、その歴史は意外に古く14世紀の後半まで遡ります。

14世紀後半のイギリスにはすでに売掛債権の支払保証を行うファクターがいたと言われていますし、アメリカでも19世紀頃から資金調達の方法として行われるようになりました。

アメリカではもはや当たり前のビジネススキームとしてファクタリングは行われていますし、日本でも昭和47年頃から導入されるようになりました。

日本においてもそれなりの歴史がありますが、日本ではなぜかこの資金調達方法が根付くことはなかったのです。

近年では長引く不況のせいで金融機関からもそう簡単に融資を受けることができませんから、ファクタリングという資金調達方法に注目が集まっています。

今になってやっとファクタリングが有効な資金調達方法だと認識されつつありますし、これからもこの動きは広がっていくのではないでしょうか。

ファクタリングの仕組みは意外に簡単で、自社が所有する売掛債権をファクターに売却して現金を得るという流れになります。

売掛債権を売却することで現金を手に入れることができますから、決済日が数ヶ月先でも資金繰りが悪化するということはありません。

もちろん、この方法を用いて資金を調達するには手数料も必要となりますが、迅速に必要な資金を用立てることができるというのは最大のメリットと言えるでしょう。

現在では売掛債権を買取るファクターの数も増えましたし、多くの銀行が業務として行うようにもなりました。

ファクタリングで資金を調達するにあたって業者選びは非常に重要となりますし、そこで成否が分かれることもあります。

ここでは今注目されているファクタリングとサービスを取り扱っている銀行などの情報を発信していこうと思いますから、今後資金調達の方法としてファクタリングを検討している方はぜひ目を通してください。

きっと役に立つ日がくるはずです。

 

 

ファクタリングの取り扱い銀行

現在ではさまざまな銀行がファクタリングのサービスを扱っています。

ビジネスを展開している企業なら銀行との付き合いも当然あると思いますが、銀行によって取り扱っているサービスはまちまちです。

ここではファクタリングのサービスを扱っている大手銀行をいくつかピックアップしてご紹介しますから、扱っているサービスの特徴と併せてチェックしてください。

 

まず最初にご紹介するのは山梨中央銀行です。

山梨中央銀行はその名の通り山梨を本拠とする銀行で、さまざまな金融サービスを提供しています。

「ふれあい・さわやか」をモットーとしたサービスの提供を心がけており、多彩な金融サービスで頑張る企業を応援しています。

山梨中央銀行が取り扱っているのは一括ファクタリングで、支払企業の管理事務負担を軽減し印紙代などコストダウンも実現できるサービスとなっています。

納入企業としては新たな資金調達の手段を得ることができ、手形の現物管理や取り立て事務にかかるコストなども削減することが可能となるでしょう。

百十四銀行も山梨中央銀行と同様のサービスを提供しています。

百十四銀行は香川県の高松市に本店を構えている地方銀行で、国内に現存する数少ないナンバー銀行の一つとしても知られています。

香川県の全域に支店を展開していますし、香川県内では最大規模を誇ります。

香川だけでなく岡山や大阪、愛媛、兵庫、徳島などさまざまな地域に支店を展開していますし、多彩な金融サービスを提供しています。

支払企業が従来の手形による支払いを廃止し、納入企業が持つ売掛債権に対して同行がファクタリングシステムによって決済事務の合理化を図ります。

みずほファクターはみずほグループに属する企業です。

みずほグループと言えばみずほ銀行を運営するグループとして知られていますし、日本国内に数多くの支店を展開する規模の大きなバンクです。

回収保証や債権流動化、一括決済、電子債権決済サービスなどの国内ファクタリングのサービスをはじめ、国際ファクタリングまで手掛けていることが特徴と言えるでしょう。

ほかにも代金回収サービスや料金収納代行サービスなども行っており、多角的なビジネスを展開しています。

このように、現在ではさまざまな銀行がファクタリングサービスの提供を行っていますし、ここでご紹介した三つの銀行以外にもあらゆるバンクによってサービスが提供されています。

今後はさらに増えてくるのではないでしょうか。

 

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注目される銀行系ファクタリング

銀行ファクタリングサービスの特徴を説明してほしいと言われてスムーズに説明できる方は少ないでしょう。

一般的なファクタリングでも説明できないという方は多いですし、メリットやデメリットについても説明できるという方はそう多くありません。

銀行が提供しているのは主に一括ファクタリングサービスとなり、多くのバンクではこのサービスを提供しています。

売掛金が発生して納入企業がバンクに売掛債権を譲渡、その譲渡に対し支払企業が承諾します。

納入業者からの割引申し込みにより資金を納入業者の指定口座に振り込み、期日になったら支払企業からバンクに支払代金を一括決済します。

現在では地方バンクもメガバンクもこのサービスを提供しているところが多いですが、メリットとしては手数料の安さが挙げられます。

だからこそ注目を集めていますし、利用したいと考える企業も増えているのです。

このサービスを提供しているノンバンクの業者も数多く存在しますが、どうしても手数料は高くなりがちです。

売掛先企業の破たんによって売掛金を回収できなくなるというリスクを背負ってしまいますし、どうしても手数料が高くなってしまうのです。

ノンバンクの業者に比べて手数料が安くなるというのは最大のメリットと言えるでしょう。

もちろん、デメリットもあります。

まず、一つには審査が厳しいということが挙げられます。

融資を受ける際にもノンバンクと銀行では審査の厳しさに雲泥の差があります。

こちらのサービスにおいても審査は比較的厳しい傾向にありますし、二社間での売掛債権買取業務ではなく売掛先も交えた三社間での契約になるケースが大半です。

逆に言えば三社間での契約になるからこそ手数料を安くできるという面もあるでしょう。

本来このサービスは融資を受けることができない場合などに迅速な資金調達をしたくて用いるのですが、審査が厳しいとなると少々疑問が残ります。

このように、地方バンクやメガバンクが提供しているファクトサービスにはメリットもデメリットもあります。

手数料が安いというのは非常に大きなメリットですし、そこに魅力を感じる方は多いと思いますが三社間での契約になってしまうことに抵抗を感じる方は多いでしょう。

売掛先に資金難であることを教えるようなものですし、今後の取引にも関わってきます。

メリットとデメリットがあるため、今後このサービスを利用しようと検討している方はそうした部分も踏まえたうえで考えなくてはなりません。

結局「でんさい」とは違うの?

売掛債権を現金化する方法の代表格がファクタリングです。

もちろん、ほかにも売掛債権を担保として融資を受ける方法なども存在しますし、でんさいと呼ばれる方法もあります。

でんさいは電子登録債権のことを指しますが、あまり詳しくないという方のほうが多いでしょう。

電子登録債権とファクタリングは非常によく似ていますし、混同されることも多いのですがさまざまな違いがあるのも事実です。

そこで、ここでは売掛債権買取業務と電子登録債権の違いについてお話しますから興味がある方は最後まで目を通してください。

でんさいは手形に代わる新しい決済手段として注目を集めています。

日本における企業間取引では手形による決済が行われてきましたが、近年では金融機関も手形を嫌がる傾向にあります。

そもそも手形というシステムは日本独自のものですし、既に時代遅れとも言われています。

そんな中新たな決済手段として誕生したのが電子記録債権で、手形や売掛債権の問題点を克服することに成功した新しいタイプの金銭債権となります。

勘違いしている方が多いですが、決して手形や指名債権を電子化したということではありません。

でんさいと売掛債権買い取り業務との違いですが、二つとも債権を譲渡することによって支払期日より前に現金を受け取れる点は同じです。

これは二つのサービスに共通することですし、システム化されているという部分も同じと言えます。

では、いったいどこに違いがあるのかというとネットワークに大きな違いがあります。

電子記録債権の場合は株式会社全銀電子債権ネットワークが記録機関となって運営が行われていますし、従来から存在する銀行間の決済システムを利用しているということが大きな特徴となります。

一方のファクタリングはあくまで個別の業者を通じての取引となりますから、取引先が増えれば増えるほど業者を交えて契約を締結しなくてはなりません。

また、でんさいを譲渡するときには譲渡する企業は保証人となり、支払企業が債権の履行ができなかったときには譲渡した企業が保証人としての責任を負うことになります。

ファクタリングは支払企業が支払いをしなかった場合にも代わりに支払いを求められるようなことがありません。

こうしたことから、財務諸表の健全化という意味ではでんさいよりもファクタリングのほうがメリットが大きいと言えるのです。

また、最近では銀行からでんさいファクタリングというサービスもリリースされています。

 

 

最後に~ファクタリングがよく理解できる解説本

企業の経営者にとって資金調達は常に頭を悩ませる問題だと思いますが、ファクタリングサービスを利用することでスピーディな資金の調達も可能となります。

このサービスを上手に活用することができれば短期間で迅速に資金を用立てることができますし、企業活動も円滑に継続することが可能となるでしょう。

ただ、ファクタリングを上手に活用するためにはしっかりと理解することが何より重要ですし、知識も身につけなくてはなりません。

そこで、ここでは売掛債権買取業務に関連する本をいくつかご紹介しますから、売掛債権買取業務についてもっと勉強したいという方は参考にしてください。

 

「ファクタリングの実務」はしっかりと裏打ちされたデータを基に執筆されている本のため信頼性は高いです。

ファクタリングの実務

どのような金融サービスなのか、具体的にどのような活用ができるのかといったことについても執筆されていますから、本格的に知識を身につけたい方におススメできる一冊です。

基礎的な知識はもちろん実務に関連する内容も充実していますから、最初の一冊とするには十分ではないでしょうか。

ただ、2003年に発行された書籍のため今読むと多少情報が古い部分もあります。

「ファクタリング入門」は文字通り売掛債権買取業務に関する入門書です。

 

ファクタリング入門

基本的な情報が網羅されていますから、先ほどの本ではまだ理解できないかもしれないと不安な方はこちらから入るのも良いでしょう。

入門書という位置づけですから知っておくべきことはあらかた網羅されていますし、必要な知識はたいていこの一冊で手に入れることができます。

今までこのサービスについてまったく知らなかったという方でも理解しやすいように分かりやすく執筆されていますからぜひ読んでみましょう。

ただ、こちらも初版の発行は古いため古い情報もあります。

「売掛債権資金化の新型資金調達法」もおススメです。

 

売掛債権資金化の新型資金調達法

これは2004年に発行された本ですから比較的情報も新しいですし、売掛債権を用いた資金調達の方法を改めて理解することができるでしょう。

ソードビジネスコンサルタント代表取締役などさまざまなベンチャー企業の役員や顧問を歴任してきた著者によって執筆されており、経営資源の効率的活用を求める方にピッタリの一冊となっています。

内容も難しくありませんし、いきなりこちらの本から入っても問題はないでしょう。

売掛債権を有効活用して資金を調達する方法をしっかりとマスターすることが可能です。

 

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